フィンランド環境研究所(SYKE)は、排水と下水汚泥の処理における技術を開発し、排水の栄養塩を活用すべきであるとの政策概要を発表した。農業で使用される人工肥料の代わりに排水の栄養塩を利用することは、食料の安定供給、化石燃料への依存や輸入の低減につながる。同国の下水道網の40%は2040年までに改修が必要になるが、改修に伴い、排水の発生源の分離を考慮することが重要である。欧州連合(EU)は現在、地方自治体の排水処理に関する指令の改訂を進めていて、改訂案では下水汚泥処理における栄養塩の回収について、最低要件を設定することを求めている。地方自治体の排水処理場には、有害物質を含むさまざまな発生源からの排水が流入し、汚泥を原料とする肥料の使用により、有害物質が最終的に土壌環境へ到達する可能性がある。新しい栄養塩回収技術や排水の発生源の分離により、栄養塩と一緒に有害物質が環境へ排出されるのを減らすことも可能となる。
情報源 |
【オンライン情報源1】 フィンランド環境研究所(SYKE) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | フィンランド環境研究所、排水の栄養塩の利用促進に関する政策概要を発表 |
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日付1 |
刊行日: 2022/12/01 |
要約 | フィンランド環境研究所(SYKE)は、排水と下水汚泥の処理における技術を開発し、排水の栄養塩を活用すべきであるとの政策概要を発表した。農業で使用される人工肥料の代わりに排水の栄養塩を利用することは、食料の安定供給、化石燃料への依存や輸入の低減につながる。同国の下水道網の40%は2040年までに改修が必要になるが、改修に伴い、排水の発生源の分離を考慮することが重要である。欧州連合(EU)は現在、地方自治体の排水処理に関する指令の改訂を進めていて、改訂案では下水汚泥処理における栄養塩の回収について、最低要件を設定することを求めている。地方自治体の排水処理場には、有害物質を含むさまざまな発生源からの排水が流入し、汚泥を原料とする肥料の使用により、有害物質が最終的に土壌環境へ到達する可能性がある。新しい栄養塩回収技術や排水の発生源の分離により、栄養塩と一緒に有害物質が環境へ排出されるのを減らすことも可能となる。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】フィンランド環境研究所(SYKE) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】フィンランド環境研究所(SYKE) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
水・土壌環境 ごみ・リサイクル |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | ヨーロッパ(NIS諸国を含む):フィンランド |
キーワード | 栄養塩回収技術、下水汚泥、化石燃料、有害物質、栄養塩、排水、フィンランド環境研究所、食料安定供給、人工肥料、下水汚泥処理 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 114585 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2022/12/12 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=34812 |
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