気象庁は、2023年の南極オゾンホールの最大面積は、最近10年間で3番目の大きさになったと公表した。同庁では、オゾン層保護対策のため、南極オゾンホールの状況を衛星観測データや地上観測データを用いて解析している。2023年の南極オゾンホールは、9月21日に今年の最大面積2,590万k㎡となった。オゾンホールの年最大面積は2000年頃から減少傾向が続いてきたが、今年を含め2020年以降は南極オゾンホールの年最大面積の大きい年が続いている。今年の最大面積は南極大陸の約1.9倍で、最近10年間で3番目に大きい値となっている。オゾン層破壊物質の大気中濃度は緩やかに減少していることから、これは気象要因によるものと考えられ、特に今年は9月に南極上空で著しい低温域が例年より広く分布したことにより、オゾン層の破壊が促進されたと考えられる。同庁は、引き続きオゾン層をはじめとする地球環境の監視を続け、各種対策に必要な情報を提供していくという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 気象庁 報道発表資料 【オンライン情報源2】 〔参考〕今年の南極オゾンホールは最近10年間で3番目の大きさ(PDF) |
---|---|
配布形式1 |
【交換形式名称】HTML,PDF 【版】不明 |
タイトル | 2023年の南極オゾンホールは最近10年間で3番目の大きさに |
---|---|
日付1 |
刊行日: 2023/11/29 |
要約 | 気象庁は、2023年の南極オゾンホールの最大面積は、最近10年間で3番目の大きさになったと公表した。同庁では、オゾン層保護対策のため、南極オゾンホールの状況を衛星観測データや地上観測データを用いて解析している。2023年の南極オゾンホールは、9月21日に今年の最大面積2,590万k㎡となった。オゾンホールの年最大面積は2000年頃から減少傾向が続いてきたが、今年を含め2020年以降は南極オゾンホールの年最大面積の大きい年が続いている。今年の最大面積は南極大陸の約1.9倍で、最近10年間で3番目に大きい値となっている。オゾン層破壊物質の大気中濃度は緩やかに減少していることから、これは気象要因によるものと考えられ、特に今年は9月に南極上空で著しい低温域が例年より広く分布したことにより、オゾン層の破壊が促進されたと考えられる。同庁は、引き続きオゾン層をはじめとする地球環境の監視を続け、各種対策に必要な情報を提供していくという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】気象庁 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】気象庁 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
大気環境 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 気象庁、南極、オゾンホール、オゾン層破壊物質、衛星観測データ、地上観測データ、低温域、地球環境監視 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 118052 |
---|---|
言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2023/12/01 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=36124 |
---|