環境省、食品ロス削減推進マニュアル2篇を公表

環境省は、食品ロス削減の推進に向けたマニュアルを2篇策定、公表した。これらのマニュアルは、食品ロス削減推進法に基づき、地域の食品ロス削減を支援するために作成されたものである。──「食品ロス削減推進計画策定マニュアル」は、都道府県及び市区町村が食品ロス削減計画を策定する際のガイドラインとして提供されたもの。令和元年に成立した食品ロス削減推進法に基づき、各自治体は区域内の食品ロス削減計画を定めることが求められている。環境省は、令和2年度から令和5年度までの間に技術的な支援事業の成果を踏まえてマニュアルを整備した。計画の策定、推進、進捗確認・見直しの各段階で具体的に検討すべき事項が整理されている。──一方、「消費者の行動変容等による食品ロスの効果的な削減に向けた手引き」は、消費者の行動変容によって削減が期待される食品ロスに着目している。SDGsの目標12.3に基づき、2030年度までに家庭系食品ロス量を2000年度比で半減し、事業系食品ロスを60%削減することが求められている。食品ロス削減は、GHG排出削減や家計負担の軽減、孤独・孤立対策にも寄与する。また、食品リサイクルループを推進することで、地域循環圏の構築による地方創生にも貢献する。本書では、地域の食品ロス発生要因の調査や効果的な施策例が紹介されている。

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