長崎大学総合生産科学研究科・山口教授らの研究チームは、日本沿岸で最も身近とされてきたアカエイが複数種を含むことを明らかにし、従来の「アカエイ」を再記載するとともに、有明海で確認された隠蔽種「アリアケアカエイ」を新種として正式に記載した(掲載誌:Ichthyological Research)。本成果は、1841年の原記載以来160年以上続いた分類学的混同に終止符を打ち、生態研究や資源管理に資する基盤情報を提供するものである。
研究チームは、国内外の博物館に保管されている古い標本と、近年採集した多数の個体を比較し、形態の違いを詳細に分析した。また、歴史資料や図譜を精査し、過去の記載に複数種の特徴が混在していたことを突き止めた。その結果、従来の「アカエイ」の特徴を再定義し、見分けが難しい隠れた種を識別する手法を確立した。学名の基準となる標本(レクトタイプ:過去の記載に使われた複数標本から選ばれた基準個体)と、新種の基準標本(ホロタイプ:新種記載時に指定する単一標本)も明確化している。
今回の研究では、アカエイ類の幼魚を多数採集し、レクトタイプとの同種一致を確認した上で、アカエイの特徴を再定義した。また、有明海産個体をホロタイプに指定し、アリアケアカエイを新種として命名・記載した。両種の生態差も明らかになりつつあり、今後の分布や資源量評価の精度向上が期待される。
| 情報源 |
【オンライン情報源1】 長崎大学 プレスリリース |
|---|---|
| 配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
| タイトル | 新種「アリアケアカエイ」記載―160年の分類混同に終止符 |
|---|---|
| 日付1 |
刊行日: 2025/12/25 |
| 要約 |
長崎大学総合生産科学研究科・山口教授らの研究チームは、日本沿岸で最も身近とされてきたアカエイが複数種を含むことを明らかにし、従来の「アカエイ」を再記載するとともに、有明海で確認された隠蔽種「アリアケアカエイ」を新種として正式に記載した(掲載誌:Ichthyological Research)。本成果は、1841年の原記載以来160年以上続いた分類学的混同に終止符を打ち、生態研究や資源管理に資する基盤情報を提供するものである。<br> 研究チームは、国内外の博物館に保管されている古い標本と、近年採集した多数の個体を比較し、形態の違いを詳細に分析した。また、歴史資料や図譜を精査し、過去の記載に複数種の特徴が混在していたことを突き止めた。その結果、従来の「アカエイ」の特徴を再定義し、見分けが難しい隠れた種を識別する手法を確立した。学名の基準となる標本(レクトタイプ:過去の記載に使われた複数標本から選ばれた基準個体)と、新種の基準標本(ホロタイプ:新種記載時に指定する単一標本)も明確化している。<br> 今回の研究では、アカエイ類の幼魚を多数採集し、レクトタイプとの同種一致を確認した上で、アカエイの特徴を再定義した。また、有明海産個体をホロタイプに指定し、アリアケアカエイを新種として命名・記載した。両種の生態差も明らかになりつつあり、今後の分布や資源量評価の精度向上が期待される。 |
| 目的 | ニュースリリース等の配信 |
| 状態 | 完成 |
| 問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】長崎大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】長崎大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
| 分野 | 自然環境 |
| 種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
| 場所 | アジア:日本 |
| キーワード | 分類学的再記載|隠蔽種|レクトタイプ|ホロタイプ|比較形態学|皮褶|鰓孔横溝|生物多様性保全|資源量評価|海洋資源管理 |
| 言語1 | 日本語 |
| 文字集合1 | utf8 |
| 主題分類 | 環境 |
| ファイル識別子 | 126236 |
|---|---|
| 言語 | 日本語 |
| 文字集合 | |
| 親識別子 | |
| 階層レベル | 非地理データ集合 |
| 階層レベル名 | 国内ニュース |
| 日付 | 2025/12/26 |
| メタデータ標準の名称 | JMP |
| メタデータ標準の版 | 2.0 |
| 国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=38559 |
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