熊本県が実施した地下水質測定計画による概況調査等の測定結果を1kmメッシュ地図上で視覚化した。これにより熊本県内の地下水質の分布状況および地域特性を検討した。その結果,ふっ素は県央から県北部の宇城,阿蘇,山鹿の各保健所管内に0.6mg/lを超える比較的高いふっ素濃度を示す地下水がまとまって分布し,天草保健所管内では点在して見られた。その地下水質は,流動過程における地質との関係および流動経過時闘の差を反映して地域特性を示した。一方,硝酸性窒素は,5mg/lを超える地点が,一部地域で集中しているものの調査した地域に広く分布していた。メッシュ地図から汚染の地理的分布,汚染範囲の把握のほか,今後の水質変動を注視する地域を明らかにできた。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境展望台 全国環境研会誌 - JELA_3004031_2005.pdf 【オンライン情報源2】 環境展望台 全国環境研会誌 30巻4号 【オフライン情報源】 【媒体名称】 【備考】全国環境研会誌 30巻4号, 31, (2005) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
ファイル識別子 | 56940 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 全国環境研会誌 |
日付 | 2011/10/18 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |