産業連関表を用いたCO2排出量の推計方法を千葉県に適用し,千葉県のCO2排出構造等について検討した。その結果を下記に示す。 (1)千葉県の活動に伴い直接,間接に排出される量は1億4,083万tCO2であり,エネルギー消費に基づく直接排出量7,887万tCO2の1.8倍であった。 (2)千葉県民の消費活動に伴う排出量は千葉県の活動に伴う総排出量の21.9%であり,全体の57.6%は移輸出分であった。 (3)千葉県は県外需要によって県内で排出する量が県内需要によって県外で排出する量より多い,つまりCO2排出を他地域に代わって引き受けていることが示された。 (4)削減の試算においてもっとも効果があったのは,原単位削減,需要抑制ともに電力部門であった。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境展望台 全国環境研会誌 - JELA_3003015_2005.pdf 【オンライン情報源2】 環境展望台 全国環境研会誌 30巻3号 【オフライン情報源】 【媒体名称】 【備考】全国環境研会誌 30巻3号, 15, (2005) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
ファイル識別子 | 56949 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 全国環境研会誌 |
日付 | 2011/10/18 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |