平成9年10月から平成15年3月にかけての名古屋市域における有害大気汚染物質(19物質)濃度の経年変化について検討した。おおむね全地点・全物質について,濃度減少傾向が認められた。移動発生源からの寄与が大きいベンゼン・1,3-ブタジエン・ベンゾ[a]ピレン等については地点間濃度差が小さくなり,物質間には互いに有意な相関が認められた。固定発生源からの局所的な寄与が大きいトリクロロエチレン・テトラクロロエチレン・ジクロロメタン・アクリロニトリル・ニッケル・クロム・マンガン等については地点間濃度差が大きくなり,固定発生源が多く分布する測定局でとくに大きな濃度減少が認められた。 常時監視データとの相関では,移動発生源の寄与が大きい物質についてNOx等と良好な相関が得られた。また,エチレンオキシドやアルデヒド類については,SPMとの相関がもっともよくなった。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境展望台 全国環境研会誌 - JELA_3001024_2005.pdf 【オンライン情報源2】 環境展望台 全国環境研会誌 30巻1号 【オフライン情報源】 【媒体名称】 【備考】全国環境研会誌 30巻1号, 24, (2005) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
ファイル識別子 | 56964 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 全国環境研会誌 |
日付 | 2015/05/12 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |