埋立て処分場から発生する揮発性有機化含物(VOC)の種類は数十から数百にも上り,その試料採取や分析には高度な分析機器や多くの労力を必要とする。本研究では,これらVOC成分の捕集に,動力や電力を要せず取扱いの簡易なパッシブサンプラーを用い,埋立処分場周辺のVOC環境濃度測定への適用を試みた。 埋立て処分場にサンプラーを設置し,約6時間の捕集を行いVOC32物質を分析したところ,ppbオーダーでの濃度測定を行うことができた。調査対象とした埋立て処分場は,埋立て物の試掘調査が行われたが,その前後で脂肪族系化合物濃度の上昇が見られたことから,埋立て物の掘削による影響が考えられた。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境展望台 全国環境研会誌 - JELA_2904002_2004.pdf 【オンライン情報源2】 環境展望台 全国環境研会誌 29巻4号 【オフライン情報源】 【媒体名称】 【備考】全国環境研会誌 29巻4号, 2, (2004) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
ファイル識別子 | 56974 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 全国環境研会誌 |
日付 | 2015/05/18 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |