竹炭を混合して作製されたコンクリートブロックの水質浄化特性を,コンクリートから溶出する溶解物質と,コンクリ一卜表面に付着した微生物による有機物分解の両面から調査した。試験片による室内での浸漬実験の結果,竹炭混合コンクリートは,竹炭の入っていない普通コンクリートに比べ六価クロムの溶出が少なく,竹炭由来のカリウムイオンや使用した特殊セメント由来のアルミニウムイオンなどが多く溶出した。吸着実験の結果,六価クロムは竹炭に吸着されたことがわかった。また試験片を酸化池に3カ月間沈めて微生物を付着させた結果,竹炭混合コンクリートには普通コンクリートの約3倍量の微生物が付着した。この微生物量の違いにより,BOD除去速度も大きかった。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境展望台 全国環境研会誌 - JELA_2902030_2004.pdf 【オンライン情報源2】 環境展望台 全国環境研会誌 29巻2号 【オフライン情報源】 【媒体名称】 【備考】全国環境研会誌 29巻2号, 30, (2004) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
ファイル識別子 | 56999 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 全国環境研会誌 |
日付 | 2015/02/12 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |