東京大学大学院工学系研究科は、京都大学及び(独)物質・材料研究機構と共同で、リチウムイオン電池の急速充電・高電圧作動を可能にする新規な電解液を開発した。リチウムイオン電池を構成する要素のうち、電解液の材料は20年以上もほぼ同一組成のものが用いられており、革新的な電解液材料を開発することができればリチウムイオン電池の飛躍的な性能向上も現実性を帯びる。今回開発した電解液は、従来の4倍以上となる極めて高い濃度のリチウムイオンを含む“濃い液体”であり、既存の電解液にはない「高速反応」と「高い分解耐性」という新機能を有する。また、(独)理化学研究所のスーパーコンピュータ「京」を用いたシミュレーションにより、電解液の機能が特殊な溶液構造によるものであることを明らかにした。この電解液を応用することで、従来の3分の1以下の時間で急速充電が可能となるとともに、現状の3.7V(ボルト)を超え、電気自動車やスマートグリッドへの実用に耐えうる5V級の高電圧作動への道を拓くものであるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 東京大学大学院工学系研究科 プレスリリース 【オンライン情報源2】 東京大学大学院工学系研究科 プレスリリース(PDF) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML,PDF 【版】不明 |
タイトル | 東京大学など、リチウムイオン電池の急速充電・高電圧作動を可能にする新規な電解液を開発 |
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日付1 |
刊行日: 2014/03/24 |
要約 | 東京大学大学院工学系研究科は、京都大学及び(独)物質・材料研究機構と共同で、リチウムイオン電池の急速充電・高電圧作動を可能にする新規な電解液を開発した。リチウムイオン電池を構成する要素のうち、電解液の材料は20年以上もほぼ同一組成のものが用いられており、革新的な電解液材料を開発することができればリチウムイオン電池の飛躍的な性能向上も現実性を帯びる。今回開発した電解液は、従来の4倍以上となる極めて高い濃度のリチウムイオンを含む“濃い液体”であり、既存の電解液にはない「高速反応」と「高い分解耐性」という新機能を有する。また、(独)理化学研究所のスーパーコンピュータ「京」を用いたシミュレーションにより、電解液の機能が特殊な溶液構造によるものであることを明らかにした。この電解液を応用することで、従来の3分の1以下の時間で急速充電が可能となるとともに、現状の3.7V(ボルト)を超え、電気自動車やスマートグリッドへの実用に耐えうる5V級の高電圧作動への道を拓くものであるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】東京大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】東京大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】京都大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】京都大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】物質・材料研究機構 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】物質・材料研究機構 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | リチウムイオン電池、東京大学、物質・材料研究機構、京都大学、充電、高電圧、電解液 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 79960 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2014/04/01 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=13147 |
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