(独)理化学研究所と国立極地研究所は、米国砂漠研究所などと共同で、火山噴火による気候変動要因の大きさを推定したと発表した。大規模な火山噴火では、大量の硫酸エアロゾルが大気中に放出され、日射を遮断するため、一時的な気候の寒冷化をもたらす。火山噴火の歴史をたどるには、南極などのアイスコアを分析することが唯一の方法だが、これまでは分析対象のアイスコアの本数が少なく、過去の火山性硫酸エアロゾル量を正確に推定できないなどの問題があった。今回、共同研究グループでは、過去2000年間に起きた火山噴火が、地球規模の気候変動にどのような影響を与えているかを調べるため、26本の南極大陸アイスコアに含まれる硫酸塩の量や地理分布を詳しく分析。その結果、過去の2つの最大規模の火山噴火が及ぼす寒冷化への影響は従来の理解より小さいことが分かった。今回の研究で得られた火山性の硫酸エアロゾル量と、それから求められた放射強制力など気候モデルに使用されるデータは、今後の気候モデルの検証と発展に役立つと期待されるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 (独)理化学研究所 プレスリリース 【オンライン情報源2】 情報・研究システム機構 国立極地研究所 プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 理研など、火山噴火による気候変動要因の大きさを推定 |
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日付1 |
刊行日: 2014/07/22 |
要約 | (独)理化学研究所と国立極地研究所は、米国砂漠研究所などと共同で、火山噴火による気候変動要因の大きさを推定したと発表した。大規模な火山噴火では、大量の硫酸エアロゾルが大気中に放出され、日射を遮断するため、一時的な気候の寒冷化をもたらす。火山噴火の歴史をたどるには、南極などのアイスコアを分析することが唯一の方法だが、これまでは分析対象のアイスコアの本数が少なく、過去の火山性硫酸エアロゾル量を正確に推定できないなどの問題があった。今回、共同研究グループでは、過去2000年間に起きた火山噴火が、地球規模の気候変動にどのような影響を与えているかを調べるため、26本の南極大陸アイスコアに含まれる硫酸塩の量や地理分布を詳しく分析。その結果、過去の2つの最大規模の火山噴火が及ぼす寒冷化への影響は従来の理解より小さいことが分かった。今回の研究で得られた火山性の硫酸エアロゾル量と、それから求められた放射強制力など気候モデルに使用されるデータは、今後の気候モデルの検証と発展に役立つと期待されるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】(独)理化学研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】(独)理化学研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】情報・研究システム機構 国立極地研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】情報・研究システム機構 国立極地研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 気候変動、理化学研究所、気候モデル、寒冷化、火山噴火、国立極地研究所、硫酸エアロゾル |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 81234 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2014/07/28 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=14025 |
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