三菱マテリアル(株)は、リチウムイオン電池(LiB)の電解液に含まれるフッ素化合物および有機溶剤について、安全かつ低環境負荷で再資源化を可能とする新しい処理技術を開発したと発表した。LiBの部材のうち電解液は、ヘキサフルオロリン酸リチウム(フッ素化合物)と数種類の引火性有機溶剤で構成される混合液体。廃棄処分には、400℃~1200℃で高温分解する処理方法が一般的であるが、有毒なフッ化水素ガスが大量に発生するとともに、排水汚泥としてフッ素が処分されている。今回開発した技術は、100℃~200℃の低温で電解液を気化させ、フッ素化合物と有機溶剤を同時に回収するもの。フッ素化合物は、加水分解などを経てフッ化カルシウム粉末として回収し、フッ素化成品を製造するための原料として再利用が可能。一方、引火性有機溶剤は、気化後に冷却し液体として回収し、補助燃料としてボイラーなどで再利用が可能。この技術は、省エネルギーで低環境負荷な上、電解液を低温で処理できることから、回収・再資源化作業の安全性も向上するという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 三菱マテリアル(株) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 三菱マテリアル、リチウムイオン電池(LiB)の電解液のフッ素リサイクル技術を開発 |
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日付1 |
刊行日: 2014/08/27 |
要約 | 三菱マテリアル(株)は、リチウムイオン電池(LiB)の電解液に含まれるフッ素化合物および有機溶剤について、安全かつ低環境負荷で再資源化を可能とする新しい処理技術を開発したと発表した。LiBの部材のうち電解液は、ヘキサフルオロリン酸リチウム(フッ素化合物)と数種類の引火性有機溶剤で構成される混合液体。廃棄処分には、400℃~1200℃で高温分解する処理方法が一般的であるが、有毒なフッ化水素ガスが大量に発生するとともに、排水汚泥としてフッ素が処分されている。今回開発した技術は、100℃~200℃の低温で電解液を気化させ、フッ素化合物と有機溶剤を同時に回収するもの。フッ素化合物は、加水分解などを経てフッ化カルシウム粉末として回収し、フッ素化成品を製造するための原料として再利用が可能。一方、引火性有機溶剤は、気化後に冷却し液体として回収し、補助燃料としてボイラーなどで再利用が可能。この技術は、省エネルギーで低環境負荷な上、電解液を低温で処理できることから、回収・再資源化作業の安全性も向上するという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】三菱マテリアル(株) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】三菱マテリアル(株) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | ごみ・リサイクル |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | LiB、リチウムイオン電池、有機溶剤、環境負荷、リサイクル、再資源化、三菱マテリアル、フッ素、安全性、電解液 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 81593 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2014/08/29 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=14255 |
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