アメリカ国立科学財団(NSF)は、プリンストン大学を中心とした研究チームが、地球の気候系において南極海が果たす役割を解明するため、6年にわたる研究を開始すると発表した。これは、「南極海炭素気候観測モデリングプログラム(SOCCOM)」とよばれ、アメリカの11の研究機関が参加する。南極大陸を囲む南極海は、世界の海洋面積の30%を占め、人間が放出する二酸化炭素のおよそ半分を吸収しているという。南極大陸の周囲を巡る海流が全南半球の大気と関わり、地球の気候調節にも主要な役割を果たすとされるが、これまであまり観測されていなかった。今回の研究では、南極海の生物地球化学的・物理的特性をとらえるセンサーを搭載した約200台の観測用フロートを投下し、南極海の表層・深層の炭素、栄養(特に硝酸塩)、酸素の濃度情報をほぼ連続的に収集する。フロートによって、これまでモデル等で示唆されてきた南極海の役割についての直接の観測データが大量にもたらされ、今後の予測に役立てられるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 アメリカ国立科学財団(NSF) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 南極海が地球の気候システムで果たす役割の解明に向け、プリンストン大学等が研究に着手 |
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日付1 |
刊行日: 2014/09/09 |
要約 | アメリカ国立科学財団(NSF)は、プリンストン大学を中心とした研究チームが、地球の気候系において南極海が果たす役割を解明するため、6年にわたる研究を開始すると発表した。これは、「南極海炭素気候観測モデリングプログラム(SOCCOM)」とよばれ、アメリカの11の研究機関が参加する。南極大陸を囲む南極海は、世界の海洋面積の30%を占め、人間が放出する二酸化炭素のおよそ半分を吸収しているという。南極大陸の周囲を巡る海流が全南半球の大気と関わり、地球の気候調節にも主要な役割を果たすとされるが、これまであまり観測されていなかった。今回の研究では、南極海の生物地球化学的・物理的特性をとらえるセンサーを搭載した約200台の観測用フロートを投下し、南極海の表層・深層の炭素、栄養(特に硝酸塩)、酸素の濃度情報をほぼ連続的に収集する。フロートによって、これまでモデル等で示唆されてきた南極海の役割についての直接の観測データが大量にもたらされ、今後の予測に役立てられるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】アメリカ国立科学財団(NSF) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】アメリカ国立科学財団(NSF) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | 北米:アメリカ |
キーワード | アメリカ国立科学財団、NSF、酸素、気候、観測、炭素、南極海、硝酸塩、プリンストン大学 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 81823 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2014/09/18 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=14401 |
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