(独)国立環境研究所は、鹿児島船舶(株)とトヨフジ海運(株)の協力により行っている船舶による短寿命気候汚染物質(SLCP)の長期観測において、マレーシアやインドネシアの沖合でメタンの漏出が起こっていることを確認したと発表した。メタンは、二酸化炭素(CO2)に次いで2番目に大きい温室効果ガスであるが、長期変化傾向の要因は十分に解明できておらず、発生源の把握も十分にできていない状況にある。今回、東南アジア地域において顕著なメタンの濃度増大(ピーク)が多く観測されたことから、排出源を明らかにするため、米国海洋大気庁のセンサーで観測された夜間光のデータを調査。その結果、油井・ガス井由来のガス燃焼(ガスフレア)のホットスポットが存在し、その多くは観測されたメタンピークの近傍に位置していた。今後、観測手法がさらに展開し、衛星観測や航空機観測等との組み合わせにより定量性が上がれば、油井・ガス井からのメタン排出対策が適切に行われているかどうかを判断する良い指標になると考えられるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 (独)国立環境研究所 報道発表 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 国環研、洋上油井・ガス井からのメタン排出を確認 |
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日付1 |
刊行日: 2014/10/24 |
要約 | (独)国立環境研究所は、鹿児島船舶(株)とトヨフジ海運(株)の協力により行っている船舶による短寿命気候汚染物質(SLCP)の長期観測において、マレーシアやインドネシアの沖合でメタンの漏出が起こっていることを確認したと発表した。メタンは、二酸化炭素(CO2)に次いで2番目に大きい温室効果ガスであるが、長期変化傾向の要因は十分に解明できておらず、発生源の把握も十分にできていない状況にある。今回、東南アジア地域において顕著なメタンの濃度増大(ピーク)が多く観測されたことから、排出源を明らかにするため、米国海洋大気庁のセンサーで観測された夜間光のデータを調査。その結果、油井・ガス井由来のガス燃焼(ガスフレア)のホットスポットが存在し、その多くは観測されたメタンピークの近傍に位置していた。今後、観測手法がさらに展開し、衛星観測や航空機観測等との組み合わせにより定量性が上がれば、油井・ガス井からのメタン排出対策が適切に行われているかどうかを判断する良い指標になると考えられるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】(独)国立環境研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】(独)国立環境研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
地球環境 大気環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | ガス井、船舶、温室効果ガス、国立環境研究所、東南アジア、メタン、観測、SLCP、短寿命気候汚染物質、油井 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 82344 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2014/10/27 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=14709 |
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