(独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所は、クリアパルス(株)と共同で、農地やその周辺に含まれる放射性物質からのガンマ線を離れた位置で検出し、空間線量率に換算する測定装置を開発したと発表した。放射性物質の除染時には、除染前と除染後の放射性物質の分布を把握することが重要である。携帯用空間線量率計を用いた方法では、1地点あたり1分程度の測定時間が必要で、多くの地点の測定を行うために、効率的な測定技術が求められていた。今回開発した装置は、従来の携帯用空間線量率計に比べ高感度で、短時間で測定を行うことができる。例えば福島県飯舘村での測定では、10秒間の測定で十分な測定精度が得られる。また、GPSによる位置測定とリンクさせることができ、ラジコン移動車、気球、無人ヘリ等に搭載し、連続的に測定することによって、調査範囲の放射性物質の分布を面的に把握することができる。さらに、測定した値を空間線量率分布に変換する機能を備え、放射線測定の専門家でなくても、簡易に測定を行うことができるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 (独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所 プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 農研機構など、農地や環境中の放射線を迅速に測定する装置を開発 |
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日付1 |
刊行日: 2015/02/05 |
要約 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所は、クリアパルス(株)と共同で、農地やその周辺に含まれる放射性物質からのガンマ線を離れた位置で検出し、空間線量率に換算する測定装置を開発したと発表した。放射性物質の除染時には、除染前と除染後の放射性物質の分布を把握することが重要である。携帯用空間線量率計を用いた方法では、1地点あたり1分程度の測定時間が必要で、多くの地点の測定を行うために、効率的な測定技術が求められていた。今回開発した装置は、従来の携帯用空間線量率計に比べ高感度で、短時間で測定を行うことができる。例えば福島県飯舘村での測定では、10秒間の測定で十分な測定精度が得られる。また、GPSによる位置測定とリンクさせることができ、ラジコン移動車、気球、無人ヘリ等に搭載し、連続的に測定することによって、調査範囲の放射性物質の分布を面的に把握することができる。さらに、測定した値を空間線量率分布に変換する機能を備え、放射線測定の専門家でなくても、簡易に測定を行うことができるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】(独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】(独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】クリアパルス(株) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】クリアパルス(株) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 水・土壌環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | クリアパルス、農業・食品産業技術総合研究機構、測定、農地、放射性物質、除染、空間線量率、ガンマ線、装置、農村工学研究所 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 83514 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2015/02/06 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=15415 |
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