世界気象機関(WMO)は、自然の気候変動や温室効果ガスによる長期的な気候変動に脆弱なアフリカ大陸の気温、降雨、異常事象等をまとめた「アフリカにおける気候2013」を初めて発表した。2013年は、アフリカ大陸のほとんどの地域で平均を上回る気温が記録された。降雨量は大陸全体ではほぼ平均値だったが、モザンビークでは死亡者数が世界最悪の10件に含まれる洪水が発生し、その一方で、ナミビアとその周辺では厳しい干ばつが起こっている。同報告書は、WMO初となる、地域規模の気候状況を記した査読済み報告で、アフリカの各サブリージョンを代表する専門家で構成するアフリカ・タスクチームが作成した。報告書はアフリカにおける生命と財産を保護するには気象と気候に関する情報が重要であることを改めて示し、キリマンジャロ氷河消滅のリスクや、急務である温室効果ガス観測の向上など、特に注意が必要な長期的な環境問題についても記載した。WMOのアフリカ地域協議会は、この報告書を今後、毎年編集・発表するべきだとした決議を採択している。
情報源 |
【オンライン情報源1】 世界気象機関(WMO) プレスリリース |
---|---|
配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 世界気象機関、気候変動に脆弱なアフリカの気候報告書を初めて発表 |
---|---|
日付1 |
刊行日: 2015/02/05 |
要約 | 世界気象機関(WMO)は、自然の気候変動や温室効果ガスによる長期的な気候変動に脆弱なアフリカ大陸の気温、降雨、異常事象等をまとめた「アフリカにおける気候2013」を初めて発表した。2013年は、アフリカ大陸のほとんどの地域で平均を上回る気温が記録された。降雨量は大陸全体ではほぼ平均値だったが、モザンビークでは死亡者数が世界最悪の10件に含まれる洪水が発生し、その一方で、ナミビアとその周辺では厳しい干ばつが起こっている。同報告書は、WMO初となる、地域規模の気候状況を記した査読済み報告で、アフリカの各サブリージョンを代表する専門家で構成するアフリカ・タスクチームが作成した。報告書はアフリカにおける生命と財産を保護するには気象と気候に関する情報が重要であることを改めて示し、キリマンジャロ氷河消滅のリスクや、急務である温室効果ガス観測の向上など、特に注意が必要な長期的な環境問題についても記載した。WMOのアフリカ地域協議会は、この報告書を今後、毎年編集・発表するべきだとした決議を採択している。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】世界気象機関(WMO) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】世界気象機関(WMO) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | 世界気象機関、WMO、温室効果ガス、気温、異常気象、アフリカ、降雨、気候変動 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 83641 |
---|---|
言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2016/10/21 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=15461 |
---|