環境省生物多様性センターは、モニタリングサイト1000の一環として実施している海鳥類調査について、平成21年度から25年度までのとりまとめ報告書を公表した。同調査は、平成16年から島嶼生態系の指標として、全国30サイト、77の島嶼に生息する固有種、希少種、南限・北限種並びに指標種等の25種の海鳥について調査するもの。今回のとりまとめから、海鳥類の繁殖状況の指標となる巣数等の動向を分析した結果、環境省レッドリスト掲載種を含むウミツバメ類の巣穴数が、増減の比較が可能な7サイト中5サイトで減少し、特に日出島(岩手県)と小屋島(福岡県)の減少が著しいことが明らかとなった。また、海鳥の営巣地における繁殖阻害となりうる要因として、大型ネズミ類や飼いネコが野生化したノネコによる捕食、レジャーなどの人為攪乱などが確認され、捕食者となる動物の管理やレジャー利用の適正化など適正な管理が求められる。生態系の変化を明確に捉えるために長期間の継続的なモニタリングが必要であることから、今後も引き続き行っていくという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境省 報道発表資料 【オンライン情報源2】 環境省 モニタリングサイト1000 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 環境省、海鳥調査の第2期とりまとめ報告書を公表 |
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日付1 |
刊行日: 2015/03/24 |
要約 | 環境省生物多様性センターは、モニタリングサイト1000の一環として実施している海鳥類調査について、平成21年度から25年度までのとりまとめ報告書を公表した。同調査は、平成16年から島嶼生態系の指標として、全国30サイト、77の島嶼に生息する固有種、希少種、南限・北限種並びに指標種等の25種の海鳥について調査するもの。今回のとりまとめから、海鳥類の繁殖状況の指標となる巣数等の動向を分析した結果、環境省レッドリスト掲載種を含むウミツバメ類の巣穴数が、増減の比較が可能な7サイト中5サイトで減少し、特に日出島(岩手県)と小屋島(福岡県)の減少が著しいことが明らかとなった。また、海鳥の営巣地における繁殖阻害となりうる要因として、大型ネズミ類や飼いネコが野生化したノネコによる捕食、レジャーなどの人為攪乱などが確認され、捕食者となる動物の管理やレジャー利用の適正化など適正な管理が求められる。生態系の変化を明確に捉えるために長期間の継続的なモニタリングが必要であることから、今後も引き続き行っていくという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】環境省 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】環境省 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | モニタリング、環境省、生息地、レッドリスト、生物多様性センター、モニタリングサイト1000、海鳥、ウミツバメ、営巣地 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 83987 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2015/03/25 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=15730 |
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