ゴルフ場からの排水に含まれる恐れがある8農薬について,固相抽出を用いた多成分同時分離分析法を検討した。その結果,固相としてSDB(スチレンジビニルベンゼン),溶出溶媒にアセトンまたはアセトニトリルを用いたところ,回収率,RSDともに良好な値が得られた。また,農薬の固相抽出挙動について,化学物質の疎水性を表わす水―オクタノール分配定数(Pow)で考察したところ,log Powが小さい,つまり親水性の農薬が回収率が他よりもやや低く,これは固相との疎水性相互作用が小さいためであると推察された。さらに水中における農薬の分解性について,室内実験を行ったところ,生分解,化学分解,揮発などで濃度減少していくことがわかった。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境展望台 全国環境研会誌 - JELA_3302012_2008.pdf 【オンライン情報源2】 環境展望台 全国環境研会誌 33巻2号 【オフライン情報源】 【媒体名称】 【備考】全国環境研会誌 33巻2号, 12, (2008) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
ファイル識別子 | 85426 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 全国環境研会誌 |
日付 | 2015/07/09 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |