岡山県の三大河川の一つである高梁川流域のダム湖である千水湖について,2007年度に湖の水質および植物プランクトンの調査を行った。CODは春期(5月)および夏期~秋期(7~10月)に高い値を示した。その要因は,5月は珪藻綱Fragilaria crotonensis,7~8月は渦鞭毛藻綱Peridinium tabulatum,9~10月は藍藻綱Microcystis aeruginosaの増殖によるものと考えられた。調査結果を解析し,植物プランクトンの増殖を再現するシミュレーション計算を試みた。種間の競合がないと仮定し計算した場合,Fragilaria crotonensisの増加は再現できたが,その後の減少や消失を再現できなかった。一方,栄養塩について種間の競合を考慮し,4種類の植物プランクトンの最適増殖温度が異なるとして計算した場合には,4種類の優占種の変遷が再現された。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境展望台 全国環境研会誌 - JELA_3403027_2009.pdf 【オンライン情報源2】 環境展望台 全国環境研会誌 34巻3号 【オフライン情報源】 【媒体名称】 【備考】全国環境研会誌 34巻3号, 27, (2009) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
ファイル識別子 | 85616 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 全国環境研会誌 |
日付 | 2015/07/23 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |