蛭田川はいわき市南部を流れる2級河川であり,昭和48年3月31日に「水質汚濁に係る環境基準」(福島県告示)が設定され,下流に位置する小塙橋(おばなばし)および蛭田橋(びんだばし)が環境基準点となっている。 蛭田橋では,生物化学的酸素要求量(以下,「BOD」という。)に係る環境基準の年間評価において平成13年度までは毎年環境基準(C類型:5mg/l)を超過していたことから,平成14年度に原因究明のための精密調査を実施した結果,小塙橋より上流の中流域においては生活系排水が下流域においては事業系排水が大きく寄与しているものと判断され,公共下水道の更なる推進および流域事業場の汚濁負荷の低減を図る必要があると思料されたところである。 その後平成14年度からは環境基準を満足していたが,平成21年5月から7月にかけて突発的に高濃度のBODが検出される事案が発生した。このことを受け,水質の悪化の原因を究明すべく平成14年度の精密調査を参考に生活排水および工場排水の影響,または事故等の不適正事案等を視野に入れて行った補足調査の結果について報告する。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境展望台 全国環境研会誌 - JELA_3503053_2010.pdf 【オンライン情報源2】 環境展望台 全国環境研会誌 35巻3号 【オフライン情報源】 【媒体名称】 【備考】全国環境研会誌 35巻3号, 53, (2010) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
ファイル識別子 | 85725 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 全国環境研会誌 |
日付 | 2013/03/28 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |