[報文]大阪府内の水環境中における有機フッ素化合物の実態調査

大阪府内の河川等水環境中における有機フッ素化合物(PFCs)の実態調査を行った。調査対象物質はPFOAおよびPFOS等14物質である。検出下限は,0.05~0.26ng/lであり,定量は内標準法で行った。 河川等水質試料から検出された物質は,PFOAおよびPFOS等10物質であった。府内の河川ではPFOAがもっとも高い濃度を示し,一部高濃度を示す河川もあったが,近年は調査を開始した2007年度の概ね1/2~1/4程度の濃度レベルであり,減少傾向であった。ただし,PFHxAがPFOAより高い濃度を示し,また,海域においてもPFOAとPFHxA濃度が逆転する等河川の影響が海域へも及んでいることが分かった。 地下水については河川および海域と異なり,高い濃度を示す物質は地点により異なっていた。

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