沖縄県内の河川等で発生した魚類のへい死事故事例117件および対照群137件のデータを基に魚類のへい死事故と水中のアンモニアおよび溶存酸素の関連を推定するロジスティック回帰モデルを作成した。アンモニア態窒素の回帰モデルより,溶存酸素が7.0mg/L前後の値をとる時はアンモニア態窒素濃度が12mg/L以上でないと事故の発生オッズは高くならないが,溶存酸素が4mg/L以下に減少したり,10mg/L以上の過飽和になると,低濃度のアンモニア態窒素の水質下でも事故が発生することが示唆された。非解離アンモニアの回帰モデルは溶存酸素が高い場合に,事故群と対照群の判別がよくなる傾向にあった。本モデルは,事故状況を速やかに把握する資料として,原因究明調査に活用されることが期待される。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境展望台 全国環境研会誌 - JELA_3604010_2011.pdf 【オンライン情報源2】 環境展望台 全国環境研会誌 36巻4号 【オフライン情報源】 【媒体名称】 【備考】全国環境研会誌 36巻4号, 10, (2011) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
ファイル識別子 | 85764 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 全国環境研会誌 |
日付 | 2014/03/28 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |