コバルト(Co)は,リチウムイオン二次電池等に使用されており,発がん性を示す可能性もあることから第一種指定化学物質に定められている。しかし,微量分析法が確立されていないため,河川や海水中濃度の情報を得ることができず,環境リスク評価に必要なばく露情報等が不足している物質である。そこで,ICP-MSによる環境水中のCoの分析法の確立を行った。本法の分析法検出下限値(MDL)は0.00072ng/ml,定量下限値(MQL)は0.0019ng/mlであった。環境水中のCo濃度はMQLよりも数倍以上高く,環境調査への適用は可能であると考えられた。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境展望台 全国環境研会誌 - JELA_3604019_2011.pdf 【オンライン情報源2】 環境展望台 全国環境研会誌 36巻4号 【オフライン情報源】 【媒体名称】 【備考】全国環境研会誌 36巻4号, 19, (2011) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
ファイル識別子 | 85765 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 全国環境研会誌 |
日付 | 2014/03/28 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |