地域住民が湖沼環境をどのように捉えているのかを評価するために,東郷池を対象にアンケート方式の五感調査を行い,池を見るという経験が池に対する評価に与える影響について3つの仮説を立て,どの仮説がもっとも結果をよく再現するのかをモデル選択により検討した。その結果,短期的な経験(一時的に池を見ること)と長期的な経験(過去の池の状態を知っていること)の両方が池に対する評価を決めるという仮説が採択された。併せて,住民は現実とかけ離れた印象を池に対して抱いていること,学童を中心とする低年齢層が池に対して低い評価を下す傾向があることも明らかになった。以上の結果より,東郷池に対する環境啓発は,低年齢層を対象として,池を直接的に見ることのできる状況で行う方式(湖岸学習)が効果的であることが示唆された。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境展望台 全国環境研会誌 - JELA_3701029_2012.pdf 【オンライン情報源2】 環境展望台 全国環境研会誌 37巻1号 【オフライン情報源】 【媒体名称】 【備考】全国環境研会誌 37巻1号, 29, (2012) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
ファイル識別子 | 85773 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 全国環境研会誌 |
日付 | 2015/04/20 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |