香川県坂出市の府中湖において,水温成層の解消や底層水の溶存酸素量の上昇等を強制的に起こさせ,水質を改善することを目的として,実証試験を行った。 流動促進装置の稼動により水温成層の解消につながる水温の均一化等が確認できたものの,底層水の溶存酸素量を上昇させることができず,植物プランクトンの異常増殖を防ぐことはできなかった。これは,底層の汚濁が著しく,流動促進装置により供給された酸素の量が不足しているため,底質からの栄養塩の溶出を十分に抑制できなかったことが原因であり,水質改善には,今回の試験の条件より流動促進装置の能力や設置基数を増加させる必要があると考えられる。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境展望台 全国環境研会誌 - JELA_3702032_2012.pdf 【オンライン情報源2】 環境展望台 全国環境研会誌 37巻2号 【オフライン情報源】 【媒体名称】 【備考】全国環境研会誌 37巻2号, 32, (2012) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
ファイル識別子 | 85785 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 全国環境研会誌 |
日付 | 2015/04/20 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |