従来,全ミクロシスチンの定量には2段階の固相抽出が必要であったため時間と煩雑な操作が求められた。本報告では全ミクロシスチンを水試料から直接ミクロシスチン共通骨格部に分解し,1段階の固相抽出で迅速かつ簡易に分析できる方法を検討した。検量線の作製,再現性試験,標準添加法や認証標準物質を用いた回収率の検討などを行い,それぞれ良好な結果が得られた。20mlのサンプルを用いた場合,定量下限値は0.3ng/mlであった。本研究の結果,水試料中の全ミクロシスチンを簡易に分析することが可能となり,ミクロシスチンのモニタリングの効率化が図れると考えられる。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境展望台 全国環境研会誌 - JELA_3803058_2013.pdf 【オンライン情報源2】 環境展望台 全国環境研会誌 38巻3号 【オフライン情報源】 【媒体名称】 【備考】全国環境研会誌 38巻3号, 58, (2013) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
ファイル識別子 | 85822 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 全国環境研会誌 |
日付 | 2015/04/20 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |