ガスクロマトグラフィー/質量分析法(GC/MS)用同定定量データベース(NAGINATA)を用いる土壌中有機汚染物質の網羅的分析について,その同定精度に関する検証を行った。農薬汚染および非汚染土壌の2試料を対象に,われわれが開発したスクリーニング法で分析を行い,NAGINATAによって同定した有機汚染物質について,ガスクロマトグラフィー/飛行時間型質量分析法(GC/TOF-MS)による精密質量分析で同定の確認を行った。その結果,有機塩素系化合物が高濃度で検出された農薬汚染土壌では,すべての物質が質量誤差2mDa内で検出され,それらの同定が確認された。一方,非汚染土壌では一部の物質で不検出となったが,12物質のうち11物質について同定が確認された。これらの結果から,NAGINATAに一定以上の同定精度があることが示された。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境展望台 全国環境研会誌 - JELA_3804017_2013.pdf 【オンライン情報源2】 環境展望台 全国環境研会誌 38巻4号 【オフライン情報源】 【媒体名称】 【備考】全国環境研会誌 38巻4号, 17, (2013) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
ファイル識別子 | 85829 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 全国環境研会誌 |
日付 | 2015/04/20 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |