種々の条件下でのチウラムの分解性を検討した。試験液を直接もしくはアセトニトリルで希釈し,LC/MSを用いて正確かつ迅速にチウラムを測定した。その結果を以下に示す。 [1]チウラムは水中(酸性,中性)においては安定であったが,アルカリ性では不安定であった。[2]室内(明/暗所)・常温放置の5日後の水中チウラムはpH4ではほとんど分解せず,pH9でかなり分解した。[3]紫外線照射下で容易に分解したが,蛍光灯下では分解しなかった。[4]次亜塩素酸で容易に分解し,アスコルビン酸添加で分解が一部抑制された。[5]EDTAやアスコルビン酸による分解は認められなかった。[6]アセトニトリルやジクロロメタン中で安定であった。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境展望台 全国環境研会誌 - JELA_3202007_2007.pdf 【オンライン情報源2】 環境展望台 全国環境研会誌 32巻2号 【オフライン情報源】 【媒体名称】 【備考】全国環境研会誌 32巻2号, 7, (2007) |
---|---|
配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
ファイル識別子 | 85867 |
---|---|
言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 全国環境研会誌 |
日付 | 2012/09/28 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |