アスベストを含む試料を分析し,その鉱物種を同定するために,偏光顕微鏡および分散染色法を併用することにより分析精度を高めることができる。最近普及しつつある分散染色顕微鏡による観察では被検体の屈折率に適合した浸液を用いることにより目的の試料を発色させ,アスベストを検出できる。しかし屈折率の類似した共存物が多い場合は判別が困難な場合も多い。その場合,同じ試料を偏光顕微鏡で観察し,複屈折性の有無,消光角,伸張性の正負,ベッケ線観察などを行えば,アスベストの判別・同定がより確実になることを実例について示した。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境展望台 全国環境研会誌 - JELA_3102005_2006.pdf 【オンライン情報源2】 環境展望台 全国環境研会誌 31巻2号 【オフライン情報源】 【媒体名称】 【備考】全国環境研会誌 31巻2号, 5, (2006) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
ファイル識別子 | 85896 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 全国環境研会誌 |
日付 | 2012/09/28 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |