国立環境研究所は、「都市大気における粒子状物質削減のための動態解明と化学組成分析に基づく毒性・健康影響の評価」(研究代表者:高見昭憲)の成果報告書を公表した。同報告書は、平成24~26年度の3年間にわたって研究所が実施した微小粒子状物質(PM2.5)を含む粒子状物質の1)発生源情報、大気動態の基礎的理解に基づいた大気濃度分布の把握、2)化学組成に基づいた毒性・健康影響評価、についての研究成果を取りまとめたもの。同研究では、夏季関東のPM2.5は有機物、硫酸イオン、硝酸イオンが主要成分であること、大気中で捕集した粒子状物質による酸化ストレスの発現は実験室で生成した二次生成有機粒子による酸化ストレスの発現と比べてかなり低いことなどが明らかとなったという。同研究所では、同報告書が大気環境を保全する総合的な施策を検討するうえで役に立つことを期待している。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国立環境研究所 報道発表 【オンライン情報源2】 国立環境研究所 プロジェクト報告 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 国環研、都市大気における粒子状物質削減に係る研究プロジェクトの成果報告書を公表 |
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日付1 |
刊行日: 2015/09/30 |
要約 | 国立環境研究所は、「都市大気における粒子状物質削減のための動態解明と化学組成分析に基づく毒性・健康影響の評価」(研究代表者:高見昭憲)の成果報告書を公表した。同報告書は、平成24~26年度の3年間にわたって研究所が実施した微小粒子状物質(PM2.5)を含む粒子状物質の1)発生源情報、大気動態の基礎的理解に基づいた大気濃度分布の把握、2)化学組成に基づいた毒性・健康影響評価、についての研究成果を取りまとめたもの。同研究では、夏季関東のPM2.5は有機物、硫酸イオン、硝酸イオンが主要成分であること、大気中で捕集した粒子状物質による酸化ストレスの発現は実験室で生成した二次生成有機粒子による酸化ストレスの発現と比べてかなり低いことなどが明らかとなったという。同研究所では、同報告書が大気環境を保全する総合的な施策を検討するうえで役に立つことを期待している。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国立環境研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国立環境研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
大気環境 健康・化学物質 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 粒子状物質、毒性、微小粒子状物質、PM2.5、健康影響、化学組成 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 86773 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2015/10/01 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=17240 |
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