世界気象機関(WMO)は、「温室効果ガス年報」2015年版で、大気中の温室効果ガス濃度が2014年に再び観測史上最高値を更新したと報じた。産業・農業活動等の人為起源および自然起源の二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)等の長寿命温室効果ガスによる放射強制力(気候への温暖化効果)は1990年~2014年に36%増加し、その増加の約83%はCO2によるものとしている。2014年の世界年平均濃度はCO2が397.7ppmで工業化前の143%、CH4は1833ppmで工業化前の254%、N2Oは327.1ppmで工業化前の121%に増加した。CO2の年平均濃度は2016年には400ppmを超えると予測している。年報はまた、短寿命でも強力な温室効果ガスである水蒸気とCO2との相互作用を指摘し、今後さらにCO2の増加で気温が上昇すると、大気に含まれる水蒸気量も増加して熱エネルギーと温室効果がさらに高まるとしている。
情報源 |
【オンライン情報源1】 世界気象機関(WMO) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 世界気象機関、2014年の大気中温室効果ガス濃度が史上最高値を更新と発表 |
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日付1 |
刊行日: 2015/11/09 |
要約 | 世界気象機関(WMO)は、「温室効果ガス年報」2015年版で、大気中の温室効果ガス濃度が2014年に再び観測史上最高値を更新したと報じた。産業・農業活動等の人為起源および自然起源の二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)等の長寿命温室効果ガスによる放射強制力(気候への温暖化効果)は1990年~2014年に36%増加し、その増加の約83%はCO2によるものとしている。2014年の世界年平均濃度はCO2が397.7ppmで工業化前の143%、CH4は1833ppmで工業化前の254%、N2Oは327.1ppmで工業化前の121%に増加した。CO2の年平均濃度は2016年には400ppmを超えると予測している。年報はまた、短寿命でも強力な温室効果ガスである水蒸気とCO2との相互作用を指摘し、今後さらにCO2の増加で気温が上昇すると、大気に含まれる水蒸気量も増加して熱エネルギーと温室効果がさらに高まるとしている。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】世界気象機関(WMO) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】世界気象機関(WMO) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
大気環境 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | 世界気象機関、WMO、温室効果ガス、メタン、N2O、観測、温暖化、大気中濃度 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 87368 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2015/11/17 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=17543 |
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