川崎重工業(株)は、低NOx水素専焼ガスタービンの燃焼技術を開発したと発表した。ガスタービンでの水素燃焼は、水素の燃焼速度が速いことから燃焼が不安定になりやすく、加えて火炎温度が高くなることから、NOxの発生量が天然ガス燃焼時の2倍近くになることが課題となっている。同社は、これらの課題を解決するため、微小な水素火炎を用いることで逆火等の不安定燃焼を抑制し、かつ低NOx燃焼を可能とするドライ・ロー・エミッション(DLE)燃焼の基礎研究を実施してきた。さらに2014年度からは、この微小な水素火炎を用いたガスタービン燃焼器の開発に取り組んでいる。今回、ドイツのアーヘン工科大学の高温/高圧燃焼試験設備で水素燃焼試験(水素100%)を行い、NOx発生量が大気汚染防止法のNOx規制値84ppm(O2=15%換算)を大きく下回る40ppm以下になることを確認した。今後、さらなる研究開発を進め、2017年を目標として燃焼器の完成を目指すとともに、ガスタービンに搭載しての技術確立にも取り組むという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 川崎重工業(株) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 川崎重工、低NOx水素専焼ガスタービンの燃焼技術を開発 |
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日付1 |
刊行日: 2015/12/21 |
要約 | 川崎重工業(株)は、低NOx水素専焼ガスタービンの燃焼技術を開発したと発表した。ガスタービンでの水素燃焼は、水素の燃焼速度が速いことから燃焼が不安定になりやすく、加えて火炎温度が高くなることから、NOxの発生量が天然ガス燃焼時の2倍近くになることが課題となっている。同社は、これらの課題を解決するため、微小な水素火炎を用いることで逆火等の不安定燃焼を抑制し、かつ低NOx燃焼を可能とするドライ・ロー・エミッション(DLE)燃焼の基礎研究を実施してきた。さらに2014年度からは、この微小な水素火炎を用いたガスタービン燃焼器の開発に取り組んでいる。今回、ドイツのアーヘン工科大学の高温/高圧燃焼試験設備で水素燃焼試験(水素100%)を行い、NOx発生量が大気汚染防止法のNOx規制値84ppm(O2=15%換算)を大きく下回る40ppm以下になることを確認した。今後、さらなる研究開発を進め、2017年を目標として燃焼器の完成を目指すとともに、ガスタービンに搭載しての技術確立にも取り組むという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】川崎重工業(株) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】川崎重工業(株) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
地球環境 大気環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 水素、大気汚染、川崎重工業、ガスタービン、燃焼、DLE燃焼器 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 87908 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2015/12/22 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=17792 |
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