アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、熱帯太平洋で現在発生している過去最大級のエルニーニョについて、陸上、海上、上空からデータを収集し気象予報の精度改善を図る、初の大規模調査をパートナー機関とともに実施すると公表した。エルニーニョは、赤道太平洋の水温が著しく上昇する現象で、アメリカでも冬季に北部で高温・乾燥、南部では低温で降水量が増えやすくなるなど大きく影響を受ける。カリフォルニア州は過去のエルニーニョで豪雨による洪水や地滑りなどの被害を受けたが、現在は干ばつに見舞われており、エルニーニョがもたらす降雨量に関心が高まっている。今回の調査では、気象観測気球や気象センサーを搭載した航空機・無人航空機と船舶でデータを収集し、太平洋上のキリティマティ島にも観測拠点を置く。さらにサンフランシスコ湾南部に降雨量を予測するレーダーを一時的に設置する。これらのデータは年単位のエルニーニョの予測精度を高めるだけでなく、長期的な気候変動の影響予測にも役立つと期待されている。
情報源 |
【オンライン情報源1】 アメリカ海洋大気庁(NOAA) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | アメリカ海洋大気庁、エルニーニョが気象に及ぼす影響を明らかにする初の大規模調査を開始 |
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日付1 |
刊行日: 2016/02/05 |
要約 | アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、熱帯太平洋で現在発生している過去最大級のエルニーニョについて、陸上、海上、上空からデータを収集し気象予報の精度改善を図る、初の大規模調査をパートナー機関とともに実施すると公表した。エルニーニョは、赤道太平洋の水温が著しく上昇する現象で、アメリカでも冬季に北部で高温・乾燥、南部では低温で降水量が増えやすくなるなど大きく影響を受ける。カリフォルニア州は過去のエルニーニョで豪雨による洪水や地滑りなどの被害を受けたが、現在は干ばつに見舞われており、エルニーニョがもたらす降雨量に関心が高まっている。今回の調査では、気象観測気球や気象センサーを搭載した航空機・無人航空機と船舶でデータを収集し、太平洋上のキリティマティ島にも観測拠点を置く。さらにサンフランシスコ湾南部に降雨量を予測するレーダーを一時的に設置する。これらのデータは年単位のエルニーニョの予測精度を高めるだけでなく、長期的な気候変動の影響予測にも役立つと期待されている。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】アメリカ海洋大気庁(NOAA) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】アメリカ海洋大気庁(NOAA) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | 北米:アメリカ |
キーワード | 気候変動、予測、アメリカ海洋大気庁、調査、降水量、エルニーニョ現象、気象観測、気象 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 88544 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2016/02/12 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=18060 |
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