新たな多層採水器を用いて,1999年1月と7月に東京都内湾で詳細な水質の鉛直濃度分布調査を行った。栄養塩濃度は河口域の表層で濃度が高く,またこれらの地点では鉛直濃度勾配も大きかった。全地点,全水深点の水質の総平均値を比較すると,7月の淡水混入率は1月の2.5倍,NOx-N,NH4-Nは1.2倍,PO4-Pは2.4倍であり,降雨の影響を強く受けた7月の値が高かった。また,多層での観測結果から上下2層平均値と全層平均値を計算して比較した結果,両者は比較的よく一致し,今回の調査結果では,既存の2層データを用いて栄養塩現存量を推定することが可能であると考えられた。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境展望台 全国環境研会誌 - JELA_2604014_2001.pdf 【オンライン情報源2】 環境展望台 全国環境研会誌 26巻4号 【オフライン情報源】 【媒体名称】 【備考】全国環境研会誌 26巻4号, 14-19, (2001) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
ファイル識別子 | 88790 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 全国環境研会誌 |
日付 | |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |