[報文]大阪市における都市指標と気象の変遷

大阪市における都市指標と気象の変化を報告した。都市指標として人口および人口密度,市域面積,宅地面積,池沼面積,舗装道路面積,下水道排水面積,耕地面積,公園面積,河川面積,自動車台数,高層(5階以上)建築棟数,電力使用量,ガス使用量,廃棄物処理量をとりあげた。気象データとして気温,湿度,日照時間および降水量を取りあげた。大阪市の年平均気温は1880年代から現在までに約2℃上昇し,目最高気温の年平均値も同様に上昇している。さらに日最低気温の年平均値は同じ期間に約3℃上昇しており,とくに1950年代以後の上昇が顕著である。このような昇温傾向は日照時間や降水量のデータからは説明できず,いくつかの都市指標の関与が示唆された。

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