熊本県宇土市において紫外線(UVAおよびUVB)量および全天日射量を1999年1月から2000年12月の2年間観測した。UVBの挙動を中心にこれらの季節変動,日間変動等を検討した結果,以下のことが明らかになった。(1)UVA,UVBおよび全日射の日積算量はいずれも夏季に大きく,冬季に小さい季節変動が認められた。(2)2年間のUVA,UVB,全日射量の各日積算量(n=709)の平均値は,それぞれ660.0kJ/m2,15.8kJ/m2および14.2MJ/m2であった。(3)UVBは曇天時,雨天時にも観測され,その量は晴天時のそれぞれ約85%,約15%であった。(4)1日の最大時積算量の出現時間帯は,各月とも太陽高度がもっとも高くなる12~13時であった。この1時間の時積算量は日積算量の16~22%を占めていた。正午を中心とした時間帯に,1時間でも太陽光線にばく露されることを避けることにより,ばく露量を相当減少できることを示唆していた。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境展望台 全国環境研会誌 - JELA_2703019_2002.pdf 【オンライン情報源2】 環境展望台 全国環境研会誌 27巻3号 【オフライン情報源】 【媒体名称】 【備考】全国環境研会誌 27巻3号, 19-25, (2002) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
ファイル識別子 | 88824 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 全国環境研会誌 |
日付 | |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |