環境省は「騒音に係る環境基準の評価マニュアル」において,評価から除外すべき音を決め,測定値に影響を及ぼす場合は除外するよう指示している。しかし,無人測定における具体的方法には触れていない。そこで,全環研関東甲信静支部の各機関からのアンケートにより,各自治体の除外音処理方法を調べ,無人測定での除外音処理方法やその誤差などについて検討した。今回の調査では,測定場所が道路沿線によるものであったが,ほぼ半数の機関で無人測定を行っており,そのうちの1/3は録音で実際の音を確認していたが,2/3は経験などで判断していた。経験などで判断する方法はLAeq,1mim を外れ値検定する方法,LAeq,10mim とL5の比較にLmaxの値の判断を加えた方法,LAeq,10mimとL5の比較だけで判定する方法の3種であった。また除外音処理をしない場合との比較により,なんらかの除外音処理をしないと誤差が大きいことが明らかとなった。
情報源 |
【オンライン情報源1】 環境展望台 全国環境研会誌 - JELA_2704051_2002.pdf 【オンライン情報源2】 環境展望台 全国環境研会誌 27巻4号 【オフライン情報源】 【媒体名称】 【備考】全国環境研会誌 27巻4号, 51-55, (2002) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
ファイル識別子 | 88842 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 全国環境研会誌 |
日付 | |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |