アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、ハワイのマウナロア観測所で測定した2015年の大気中CO2濃度が前年より3.05ppm上昇し、56年間の観測史上で最大の年間上昇幅となったと発表した。また、上昇幅が4年連続して2ppmを超えたのは今回が初めてで、CO2濃度の上昇スピードは過去数十万年間のスピードより速くなっているという。温室効果ガス濃度は、NOAAの地球システム研究所とカリフォルニア大学のスクリプス海洋研究所がそれぞれ独自に測定した。CO2の全球平均濃度は、1800年以前は平均280ppmほどだったが、2016年2月は402.59ppmになった。過去に地球で長期間CO2増加が続いのは1万7000年~1万1000年前で、この期間のCO2濃度上昇幅は80ppmだったが、現在の増加率はそれより200倍も高いという。これまでCO2濃度上昇幅が最大だった1998年はエルニーニョが強かった年で、今回のCO2急増の一因もエルニーニョ現象だという。過去数年の増加率が高いのは、化石燃料の消費によるCO2排出の多い状態が続いているうえにエルニーニョが重なったためとみられる。
情報源 |
【オンライン情報源1】 アメリカ海洋大気庁(NOAA) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | アメリカ海洋大気庁、ハワイの観測所での2015年のCO2濃度上昇幅は過去最大と発表 |
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日付1 |
刊行日: 2016/03/09 |
要約 | アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、ハワイのマウナロア観測所で測定した2015年の大気中CO2濃度が前年より3.05ppm上昇し、56年間の観測史上で最大の年間上昇幅となったと発表した。また、上昇幅が4年連続して2ppmを超えたのは今回が初めてで、CO2濃度の上昇スピードは過去数十万年間のスピードより速くなっているという。温室効果ガス濃度は、NOAAの地球システム研究所とカリフォルニア大学のスクリプス海洋研究所がそれぞれ独自に測定した。CO2の全球平均濃度は、1800年以前は平均280ppmほどだったが、2016年2月は402.59ppmになった。過去に地球で長期間CO2増加が続いのは1万7000年~1万1000年前で、この期間のCO2濃度上昇幅は80ppmだったが、現在の増加率はそれより200倍も高いという。これまでCO2濃度上昇幅が最大だった1998年はエルニーニョが強かった年で、今回のCO2急増の一因もエルニーニョ現象だという。過去数年の増加率が高いのは、化石燃料の消費によるCO2排出の多い状態が続いているうえにエルニーニョが重なったためとみられる。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】アメリカ海洋大気庁(NOAA) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】アメリカ海洋大気庁(NOAA) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | 北米:アメリカ |
キーワード | NOAA、温室効果ガス、アメリカ海洋大気庁、ハワイ、エルニーニョ現象、観測、大気中濃度 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 89157 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2016/03/18 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=18310 |
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