EU理事会、EUのパリ協定批准を承認

EU理事会(閣僚理事会)は、EUがパリ協定を批准することを承認した。この決定は、2016年10月上旬に欧州議会に提出され、議会が同意すればEU理事会は正式にこの協定締結を採択し、批准書を寄託する。パリ協定はEUと加盟国がそれぞれ責任部分を持つ混合協定で、EUと加盟28か国がいずれも批准する。これまでにフランス、ハンガリー、オーストリア、スロバキアが国内の批准プロセスを完了しており、まもなく完了する国も複数あるという。パリ協定は、少なくとも55か国が批准し、その排出量の合計が世界全体の55%に達していれば、30日後に発効する。この発効要件が2016年10月7日までに満たせれば、パリ協定は2016年11月7日からマラケシュで開催される気候変動枠組条約第22回締約国会議(COP22)までに発効することになる。これまでに61か国が同協定を批准しており、これらの国の排出量の合計は世界全体の約48%に達しているという。欧州委員会は今回のEU理事会の決定でパリ協定の発効がさらに近づいたとしている。

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