カナダ環境・気候変動省は、州、準州、先住民族、民間部門、NGOと協議し、クリーン燃料基準の策定に取り組むと公表した。この基準は、カナダで供給される燃料からの温室効果ガス(GHG)排出を2030年までに年間30メガトン削減することを目標とする。基準は、輸送、家庭、建物など多数の経済部門を対象に施設レベルまたは部門平均などで設定し、燃料は国内産か輸入品かを問わず、液体、気体、固体の広範な種類が対象となる。この基準は供給される燃料のライフサイクルを通じた年間の炭素強度(使用した燃料のエネルギー量に対する大気への炭素排出量)の削減要件を設定する。この方法は特定の低炭素燃料や技術の使用を規定しないため、遵守コストを最小限に抑えつつ、排出量を削減できるという。基準は燃料供給者に最大限の柔軟性を提供するように設計され、地域差を考慮した規定も盛り込まれる可能性がある。クリーン燃料基準は、消費者が低炭素燃料を利用できるようにすることで炭素価格付け制度を補うものでもあるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 カナダ環境・気候変動省 プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | カナダ、クリーン燃料基準の策定に着手 |
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日付1 |
刊行日: 2016/11/25 |
要約 | カナダ環境・気候変動省は、州、準州、先住民族、民間部門、NGOと協議し、クリーン燃料基準の策定に取り組むと公表した。この基準は、カナダで供給される燃料からの温室効果ガス(GHG)排出を2030年までに年間30メガトン削減することを目標とする。基準は、輸送、家庭、建物など多数の経済部門を対象に施設レベルまたは部門平均などで設定し、燃料は国内産か輸入品かを問わず、液体、気体、固体の広範な種類が対象となる。この基準は供給される燃料のライフサイクルを通じた年間の炭素強度(使用した燃料のエネルギー量に対する大気への炭素排出量)の削減要件を設定する。この方法は特定の低炭素燃料や技術の使用を規定しないため、遵守コストを最小限に抑えつつ、排出量を削減できるという。基準は燃料供給者に最大限の柔軟性を提供するように設計され、地域差を考慮した規定も盛り込まれる可能性がある。クリーン燃料基準は、消費者が低炭素燃料を利用できるようにすることで炭素価格付け制度を補うものでもあるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】カナダ環境・気候変動省 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】カナダ環境・気候変動省 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | 北米:カナダ |
キーワード | 基準、排出削減、低炭素、炭素、GHG、クリーン燃料、カナダ環境・気候変動省 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 92860 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2016/12/05 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=20378 |
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