国際エネルギー機関(IEA)は、国連の「万人のための持続可能なエネルギー(SE4All)」の一環として世界銀行等と共にまとめている、SE4Allの進捗に関する報告書を公表した。この報告書は、SE4Allが掲げる2030年までの3つの目標(電気とクリーンな調理手段の普及、エネルギー効率の倍増、世界のエネルギー構成に占める再生可能エネルギー比率の倍増)に対する2012~2014年の進捗状況をまとめたもの。これによると、2014年の世界の電気普及率は85.3%に達したが、以前より普及ペースは低下しており、現在も電気を利用できない人々がまだ10億人以上いる。さらに、クリーンな調理燃料・設備の普及率は57.4%で2012年からほとんど上昇していないことが分かった。再生可能エネルギーの比率はやや増加して18.3%になったが、このペースでは目標達成は難しく、エネルギー消費の大半を占める熱部門と運輸部門への普及拡大が必要という。IEAのビロル事務局長は、取組を迅速化することが喫緊の課題であると述べた。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国際エネルギー機関(IEA) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 国際エネルギー機関、電気・クリーンな調理手段等の世界的普及が遅れていると指摘 |
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日付1 |
刊行日: 2017/04/03 |
要約 | 国際エネルギー機関(IEA)は、国連の「万人のための持続可能なエネルギー(SE4All)」の一環として世界銀行等と共にまとめている、SE4Allの進捗に関する報告書を公表した。この報告書は、SE4Allが掲げる2030年までの3つの目標(電気とクリーンな調理手段の普及、エネルギー効率の倍増、世界のエネルギー構成に占める再生可能エネルギー比率の倍増)に対する2012~2014年の進捗状況をまとめたもの。これによると、2014年の世界の電気普及率は85.3%に達したが、以前より普及ペースは低下しており、現在も電気を利用できない人々がまだ10億人以上いる。さらに、クリーンな調理燃料・設備の普及率は57.4%で2012年からほとんど上昇していないことが分かった。再生可能エネルギーの比率はやや増加して18.3%になったが、このペースでは目標達成は難しく、エネルギー消費の大半を占める熱部門と運輸部門への普及拡大が必要という。IEAのビロル事務局長は、取組を迅速化することが喫緊の課題であると述べた。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国際エネルギー機関(IEA) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国際エネルギー機関(IEA) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | 再生可能エネルギー、燃料、エネルギー、持続可能、国際エネルギー機関、IEA、電気、SE4ALL |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 94364 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2017/04/11 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=21281 |
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