東京大学大学院理学系研究科、気象庁気象研究所および国立極地研究所は、人為起源の黒色酸化鉄粒子による大気加熱効果などに関する研究成果を発表した。これまで、大気を浮遊する人為起源の微粒子(エアロゾル)のうち大気加熱効果をもつものとしては、化石燃料等の燃焼時に放出される炭素性粒子が知られていた。今回研究グループでは、独自開発の分析装置を搭載した航空機観測により、東アジア上空の対流圏に、自動車のエンジンやブレーキの高温部、製鉄工程などから発生しうるとされており、炭素性粒子とは異なる「黒色酸化鉄粒子」が、高い質量濃度で存在していることを発見した。また、観測データに基づいた理論計算から、「黒色酸化鉄粒子」が気候に影響を与えうる大気加熱効果をもつことを解明した。今回の成果は、温暖化や水循環変化などにおける「黒色酸化鉄粒子」の影響を示唆するものであるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 東京大学大学院理学系研究科 プレスリリース 【オンライン情報源2】 国立極地研究所 研究成果 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 東京大など、大気を浮遊する黒色酸化鉄粒子の濃度測定と大気加熱効果に関する研究成果を発表 |
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日付1 |
刊行日: 2017/05/16 |
要約 | 東京大学大学院理学系研究科、気象庁気象研究所および国立極地研究所は、人為起源の黒色酸化鉄粒子による大気加熱効果などに関する研究成果を発表した。これまで、大気を浮遊する人為起源の微粒子(エアロゾル)のうち大気加熱効果をもつものとしては、化石燃料等の燃焼時に放出される炭素性粒子が知られていた。今回研究グループでは、独自開発の分析装置を搭載した航空機観測により、東アジア上空の対流圏に、自動車のエンジンやブレーキの高温部、製鉄工程などから発生しうるとされており、炭素性粒子とは異なる「黒色酸化鉄粒子」が、高い質量濃度で存在していることを発見した。また、観測データに基づいた理論計算から、「黒色酸化鉄粒子」が気候に影響を与えうる大気加熱効果をもつことを解明した。今回の成果は、温暖化や水循環変化などにおける「黒色酸化鉄粒子」の影響を示唆するものであるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】東京大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】東京大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】気象庁気象研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】気象庁気象研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】国立極地研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国立極地研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
地球環境 大気環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 東京大学、エアロゾル、粒子状物質、観測、気象庁気象研究所、国立極地研究所、黒色物質、酸化鉄、大気加熱効果 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 94815 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2017/05/18 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=21567 |
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