経済協力開発機構(OECD)は、新たな報告書「環境成長指標2017年版」を公表し、世界各国は自然資源・環境サービスの利用効率化で環境生産性を上昇させてはいるが、その進捗はあまりに遅いと報告した。報告書は土地利用、炭素生産性(CO2排出1単位当たりのGDP)など様々な指標により46カ国の1990~2015年の経済成長と環境圧力とのバランスを示したもので、デンマーク、エストニア等5カ国が2000年以降最もグリーン成長が進んだという。報告書はまた、グリーン成長の全側面で成功を収めている国はなく、調査対象国の多くが経済成長と化石燃料利用・CO2排出とのデカップリング(切り離し)が不完全で、進捗は多くが自然資産の維持や生態系への圧力緩和には不十分だとしている。1990年代以降、OECD・G20全加盟国の環境調整後の生産性は上昇し、炭素生産性はOECD加盟35カ国中半数(輸入製品等の製造時排出量を考慮すると12カ国)のデカップリングにより上昇した。しかし一部の指標の改善にとどまる国も多く、グリーン成長への一層の取り組みが必要だという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 経済協力開発機構(OECD) プレスリリース |
---|---|
配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 経済協力開発機構、各国のグリーン成長のペースは遅すぎると報告 |
---|---|
日付1 |
刊行日: 2017/06/20 |
要約 | 経済協力開発機構(OECD)は、新たな報告書「環境成長指標2017年版」を公表し、世界各国は自然資源・環境サービスの利用効率化で環境生産性を上昇させてはいるが、その進捗はあまりに遅いと報告した。報告書は土地利用、炭素生産性(CO2排出1単位当たりのGDP)など様々な指標により46カ国の1990~2015年の経済成長と環境圧力とのバランスを示したもので、デンマーク、エストニア等5カ国が2000年以降最もグリーン成長が進んだという。報告書はまた、グリーン成長の全側面で成功を収めている国はなく、調査対象国の多くが経済成長と化石燃料利用・CO2排出とのデカップリング(切り離し)が不完全で、進捗は多くが自然資産の維持や生態系への圧力緩和には不十分だとしている。1990年代以降、OECD・G20全加盟国の環境調整後の生産性は上昇し、炭素生産性はOECD加盟35カ国中半数(輸入製品等の製造時排出量を考慮すると12カ国)のデカップリングにより上昇した。しかし一部の指標の改善にとどまる国も多く、グリーン成長への一層の取り組みが必要だという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】経済協力開発機構(OECD) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】経済協力開発機構(OECD) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
地球環境 大気環境 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | 生態系、OECD、土地利用、化石燃料、経済協力開発機構、炭素、自然資源、指標、グリーン成長 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 95462 |
---|---|
言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2017/06/29 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=21907 |
---|