国際農林水産業研究センター(JIRCAS)と九州大学は、マレーシアのマラヤ大学、マレーシア森林研究所、マレーシア工科大、首都大学東京、高知大学、広島大学、森林総合研究所と共同で、南洋材の代表格であるラワン(フタバガキ科樹種)の「一斉開花」予測モデルを開発した。東南アジアの熱帯雨林では、数年に一度、ラワンなどの樹種が一斉に開花・結実する現象が起きるが、その時期や地域を予測することは困難であった。今回研究チームは、葉・花芽のモニタリングと発現遺伝子の解析を行い、調査地周辺の測候所から得た降水量・気温データと一斉開花を関連付ける数理モデルを開発し、乾燥と低温(9か日平均気温が25.7°C以下かつ日降水量が182mm以下)が起きた時に、その9~11週間後に開花遺伝子が発現し、一斉開花に至ることを解明した。この成果は、実生苗木の安定生産や木材の安定供給に貢献し、森林生態系保全や気候変動に適応した林業の施業体系の提案に役立つという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国際農林水産業研究センター(JIRCAS) プレスリリース 【オンライン情報源2】 九州大学 研究成果 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | JIRCASと九州大など、南洋材の多くを占めるラワンの「一斉開花」予測モデルを開発 |
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日付1 |
刊行日: 2017/07/27 |
要約 | 国際農林水産業研究センター(JIRCAS)と九州大学は、マレーシアのマラヤ大学、マレーシア森林研究所、マレーシア工科大、首都大学東京、高知大学、広島大学、森林総合研究所と共同で、南洋材の代表格であるラワン(フタバガキ科樹種)の「一斉開花」予測モデルを開発した。東南アジアの熱帯雨林では、数年に一度、ラワンなどの樹種が一斉に開花・結実する現象が起きるが、その時期や地域を予測することは困難であった。今回研究チームは、葉・花芽のモニタリングと発現遺伝子の解析を行い、調査地周辺の測候所から得た降水量・気温データと一斉開花を関連付ける数理モデルを開発し、乾燥と低温(9か日平均気温が25.7°C以下かつ日降水量が182mm以下)が起きた時に、その9~11週間後に開花遺伝子が発現し、一斉開花に至ることを解明した。この成果は、実生苗木の安定生産や木材の安定供給に貢献し、森林生態系保全や気候変動に適応した林業の施業体系の提案に役立つという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国際農林水産業研究センター(JIRCAS) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国際農林水産業研究センター(JIRCAS) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】九州大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】九州大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
地球環境 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 熱帯雨林、国際農林水産業研究センター、JIRCAS、数理モデル、森林生態系、ラワン、気候変動、九州大学、東南アジア、予測 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 95966 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2017/08/02 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=22169 |
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