世界資源研究所(WRI)は、アジア諸国(インドネシア、モンゴル、タイ)の政府は国民に水の汚染情報を効果的に提供しておらず、貧困層が汚染水の脅威にさらされているとする報告書を公表した。WRIは、環境報告書などの公開情報を用いて、政府に開示が義務付けられている汚染情報の実際の開示状況を調査した。また、地域住民が提出した174件の情報要求を追跡し、約150人の住民に汚染データへのアクセスで直面した困難について聞き取りを行った。その結果、国民の情報要求に対する無回答率はインドネシアでは58%、モンゴルでは59%に上り、タイのマプタプット工業団地では高濃度の水銀やヒ素が含まれていることが確認されているにもかかわらず住民は水の危険性を把握していなかった。報告書は、アジア諸国の政府は情報要求に対応する一元管理されたシステムを構築し、専門的な表現を避けたわかりやすい情報を提供するなど、情報提供の方法を変革する必要があるとしている。
情報源 |
【オンライン情報源1】 世界資源研究所(WRI) プレスリリース |
---|---|
配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 世界資源研究所、アジアの貧困層は水の汚染状況に関する情報にアクセスできていないと報告 |
---|---|
日付1 |
刊行日: 2017/08/30 |
要約 | 世界資源研究所(WRI)は、アジア諸国(インドネシア、モンゴル、タイ)の政府は国民に水の汚染情報を効果的に提供しておらず、貧困層が汚染水の脅威にさらされているとする報告書を公表した。WRIは、環境報告書などの公開情報を用いて、政府に開示が義務付けられている汚染情報の実際の開示状況を調査した。また、地域住民が提出した174件の情報要求を追跡し、約150人の住民に汚染データへのアクセスで直面した困難について聞き取りを行った。その結果、国民の情報要求に対する無回答率はインドネシアでは58%、モンゴルでは59%に上り、タイのマプタプット工業団地では高濃度の水銀やヒ素が含まれていることが確認されているにもかかわらず住民は水の危険性を把握していなかった。報告書は、アジア諸国の政府は情報要求に対応する一元管理されたシステムを構築し、専門的な表現を避けたわかりやすい情報を提供するなど、情報提供の方法を変革する必要があるとしている。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】世界資源研究所(WRI) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】世界資源研究所(WRI) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
健康・化学物質 水・土壌環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | 北米:アメリカ |
キーワード | 汚染水、タイ、インドネシア、世界資源研究所、WRI、アジア、環境情報、モンゴル、水質汚染、情報提供 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 96415 |
---|---|
言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2017/09/06 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=22419 |
---|