2017年10月23日からマニラで開催されていたボン条約(移動性野生動物の種の保全に関する条約、CMS)の第12回締約国会議(COP12)は、新たに34種の移動性野生動物を付属書に追加することを決定した。追加されるのは哺乳類12種、鳥類16種、魚類6種で、それぞれ付属書Ⅰ(絶滅の危機にあり締約国政府が保護義務を負う種)か付属書Ⅱ(国際協力により保全する種)、または両方に掲載される。哺乳類では、初めてキリンが国際条約のもとで保護を受けることになった(付属書Ⅱ)。ヒョウやライオンは付属書Ⅱに、ヒグマの亜種で野生では45頭がモンゴルと中国に生息するだけの「ほぼ絶滅」とされるゴビグマは付属書Ⅰに掲載される。このほか各国は海洋ごみや騒音、再生可能エネルギー、気候変動が移動性野生動物に与える悪影響を抑制するため協力することにも合意した。移動性動物は、花粉媒介や害虫防除など生態系の中で極めて重要な役割を果たしている。人間にとって食料や収入の源でもあり、野生生物と人間双方にとっての持続可能な発展が会議のテーマとなっていた。
情報源 |
【オンライン情報源1】 ボン条約(CMS) プレスリリース 【オンライン情報源2】 ボン条約(CMS) 条約本文(PDF:29KB) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML,PDF 【版】不明 |
タイトル | ボン条約、COP12で34種の新たな保護対象生物を決定 |
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日付1 |
刊行日: 2017/10/28 |
要約 | 2017年10月23日からマニラで開催されていたボン条約(移動性野生動物の種の保全に関する条約、CMS)の第12回締約国会議(COP12)は、新たに34種の移動性野生動物を付属書に追加することを決定した。追加されるのは哺乳類12種、鳥類16種、魚類6種で、それぞれ付属書Ⅰ(絶滅の危機にあり締約国政府が保護義務を負う種)か付属書Ⅱ(国際協力により保全する種)、または両方に掲載される。哺乳類では、初めてキリンが国際条約のもとで保護を受けることになった(付属書Ⅱ)。ヒョウやライオンは付属書Ⅱに、ヒグマの亜種で野生では45頭がモンゴルと中国に生息するだけの「ほぼ絶滅」とされるゴビグマは付属書Ⅰに掲載される。このほか各国は海洋ごみや騒音、再生可能エネルギー、気候変動が移動性野生動物に与える悪影響を抑制するため協力することにも合意した。移動性動物は、花粉媒介や害虫防除など生態系の中で極めて重要な役割を果たしている。人間にとって食料や収入の源でもあり、野生生物と人間双方にとっての持続可能な発展が会議のテーマとなっていた。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】ボン条約(CMS) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】ボン条約(CMS) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | |
キーワード | 絶滅危惧種、保護、魚類、鳥類、哺乳類、ボン条約、移動性野生動物、CMS |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 97254 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2017/11/06 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=22887 |
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