アメリカ海洋大気庁(NOAA)とアメリカ航空宇宙局(NASA)は、毎年9月に南極大陸上空で形成されるオゾンホールが2017年は1988年以降最も小さかったと報告した。NASAによると、2017年のオゾンホールは9月11日に同年最大の760万平方マイルとなり、その後縮小した。1991年以降の平均は約1000万平方マイルだが、2016年も最大890万平方マイルと小規模だった。2016年と2017年にオゾンホールが小規模だった背景には、南極上空の成層圏の低気圧である南極渦が暖かく、雲形成が抑えられたことが影響しているという。雲の形成と持続はオゾンを破壊する塩素および臭素触媒反応を引き起こす重要な第一段階となる。科学者らは2年連続でオゾンホールが小規模だったのは自然変動によるもので、オゾン層が急速に回復していることを示すものではないとしている。モントリオール議定書のもとフロン排出を削減することでオゾンホールは徐々に縮小し、2070年頃に1980年と同程度まで回復すると予測されている。
情報源 |
【オンライン情報源1】 アメリカ海洋大気庁(NOAA) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | アメリカ海洋大気庁など、2017年のオゾンホールは1988年以降最小と報告 |
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日付1 |
刊行日: 2017/11/02 |
要約 | アメリカ海洋大気庁(NOAA)とアメリカ航空宇宙局(NASA)は、毎年9月に南極大陸上空で形成されるオゾンホールが2017年は1988年以降最も小さかったと報告した。NASAによると、2017年のオゾンホールは9月11日に同年最大の760万平方マイルとなり、その後縮小した。1991年以降の平均は約1000万平方マイルだが、2016年も最大890万平方マイルと小規模だった。2016年と2017年にオゾンホールが小規模だった背景には、南極上空の成層圏の低気圧である南極渦が暖かく、雲形成が抑えられたことが影響しているという。雲の形成と持続はオゾンを破壊する塩素および臭素触媒反応を引き起こす重要な第一段階となる。科学者らは2年連続でオゾンホールが小規模だったのは自然変動によるもので、オゾン層が急速に回復していることを示すものではないとしている。モントリオール議定書のもとフロン排出を削減することでオゾンホールは徐々に縮小し、2070年頃に1980年と同程度まで回復すると予測されている。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】アメリカ海洋大気庁(NOAA) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】アメリカ海洋大気庁(NOAA) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 大気環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | 北米:アメリカ |
キーワード | NOAA、オゾン層、フロン、南極、アメリカ海洋大気庁、NASA、オゾンホール、自然変動、アメリカ航空宇宙局 |
言語1 | 英語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 97343 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2017/11/13 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=22936 |
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