国立環境研究所は、「環境化学物質の『多世代にわたる後発影響』の機序に関する研究」(研究代表者:野原恵子)の成果報告書を公表した。環境中の化学物質への曝露による生体影響として、妊娠期曝露の影響がその子やその後の世代の成長後に後発的に顕在化するという現象があることが明らかにされつつある。そのような現象の主要な原因として、化学物質が「エピジェネティクス」という遺伝子発現制御の仕組みに作用することが考えられている。また、生態系の生物においても、エピジェネティクスを介した多世代影響の可能性が考えられている。今回の報告書では、マウスとミジンコにおいて化学物質の生体および生物影響の新たな側面に関して行った研究の成果を取りまとめている。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国立環境研究所 報道発表 【オンライン情報源2】 国立環境研究所 プロジェクト報告 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 国環研、環境化学物質の「多世代にわたる後発影響」の機序に関する研究プロジェクトの成果報告書を公表 |
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日付1 |
刊行日: 2018/02/01 |
要約 | 国立環境研究所は、「環境化学物質の『多世代にわたる後発影響』の機序に関する研究」(研究代表者:野原恵子)の成果報告書を公表した。環境中の化学物質への曝露による生体影響として、妊娠期曝露の影響がその子やその後の世代の成長後に後発的に顕在化するという現象があることが明らかにされつつある。そのような現象の主要な原因として、化学物質が「エピジェネティクス」という遺伝子発現制御の仕組みに作用することが考えられている。また、生態系の生物においても、エピジェネティクスを介した多世代影響の可能性が考えられている。今回の報告書では、マウスとミジンコにおいて化学物質の生体および生物影響の新たな側面に関して行った研究の成果を取りまとめている。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国立環境研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国立環境研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 健康・化学物質 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 国立環境研究所、曝露、ミジンコ、生物影響、エピジェネティクス、マウス、生体影響、生態系、化学物質 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 98302 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2018/02/05 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=23437 |
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