農林水産省は、「平成28年度遺伝子組換え植物実態調査」の結果を公表した。同調査は、「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(カルタヘナ法)に則り、遺伝子組換え農作物による生物多様性への影響を懸念する声にも応えつつ、承認した遺伝子組換えセイヨウナタネ・ダイズにより、生物多様性への影響が生じていないことを確認するため平成18年度から実施しているもの。今回、遺伝子組換えセイヨウナタネの生息状況及びその近縁種(カラシナ、在来ナタネ)との交雑状況を15港、遺伝子組換えダイズの生息状況及びその近縁種(ツルマメ)との交雑状況を10港、の輸入港の周辺地域で調査した。その結果、これまでの調査結果と同様、主に運搬時にこぼれ落ちた種子に由来すると考えられる遺伝子組換えセイヨウナタネ及び遺伝子組換えダイズが生育していたが、その生育範囲の拡大及び近縁種との交雑は確認されておらず、生物多様性への影響は認められなかった。同省では、科学的知見を一層充実させるため、平成29年度も調査を行っている。
情報源 |
【オンライン情報源1】 農林水産省 「平成28年度遺伝子組換え植物実態調査」の結果について・参考資料 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 農水省、「平成28年度遺伝子組換え植物実態調査」の結果を公表 |
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日付1 |
刊行日: 2018/02/06 |
要約 | 農林水産省は、「平成28年度遺伝子組換え植物実態調査」の結果を公表した。同調査は、「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(カルタヘナ法)に則り、遺伝子組換え農作物による生物多様性への影響を懸念する声にも応えつつ、承認した遺伝子組換えセイヨウナタネ・ダイズにより、生物多様性への影響が生じていないことを確認するため平成18年度から実施しているもの。今回、遺伝子組換えセイヨウナタネの生息状況及びその近縁種(カラシナ、在来ナタネ)との交雑状況を15港、遺伝子組換えダイズの生息状況及びその近縁種(ツルマメ)との交雑状況を10港、の輸入港の周辺地域で調査した。その結果、これまでの調査結果と同様、主に運搬時にこぼれ落ちた種子に由来すると考えられる遺伝子組換えセイヨウナタネ及び遺伝子組換えダイズが生育していたが、その生育範囲の拡大及び近縁種との交雑は確認されておらず、生物多様性への影響は認められなかった。同省では、科学的知見を一層充実させるため、平成29年度も調査を行っている。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】農林水産省 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】農林水産省 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 生物多様性、農林水産省、遺伝子組み換え生物、輸入、カルタヘナ法、交雑、ナタネ、ダイズ |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 98321 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2018/02/07 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=23456 |
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