産業技術総合研究所は、(株)上島製作所(東京都国立市)の協力により、過去の海洋情報を留めている変質度の少ない化石サンゴを効率的に選定できる評価法を開発した。将来の気候変化を正しく予測するには、化石サンゴに記録された過去の海水温・塩分などの海洋環境情報を把握することが重要であるため、より多くの過去の海洋情報を留めている化石サンゴを高い精度で見極める手法が求められている。今回開発された手法は、サンゴ骨格を構成しているアラレ石が方解石に変質する程度が、現生サンゴと化石サンゴとでは異なることに着目し、サンゴの骨格内に含まれる微量元素マンガンの発光を測定して変質度を評価するもの。従来法では変質度1~2%以上でなければ判別できなかったが、今回の手法(熱ルミネッセンス評価法)では変質度1%以下の判別が可能になったという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 産業技術総合研究所 研究成果 【オンライン情報源2】 (株)上島製作所 トピックス |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 産総研など、変質度の少ない化石サンゴを効率的に選定できる手法を開発 |
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日付1 |
刊行日: 2018/02/21 |
要約 | 産業技術総合研究所は、(株)上島製作所(東京都国立市)の協力により、過去の海洋情報を留めている変質度の少ない化石サンゴを効率的に選定できる評価法を開発した。将来の気候変化を正しく予測するには、化石サンゴに記録された過去の海水温・塩分などの海洋環境情報を把握することが重要であるため、より多くの過去の海洋情報を留めている化石サンゴを高い精度で見極める手法が求められている。今回開発された手法は、サンゴ骨格を構成しているアラレ石が方解石に変質する程度が、現生サンゴと化石サンゴとでは異なることに着目し、サンゴの骨格内に含まれる微量元素マンガンの発光を測定して変質度を評価するもの。従来法では変質度1~2%以上でなければ判別できなかったが、今回の手法(熱ルミネッセンス評価法)では変質度1%以下の判別が可能になったという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】産業技術総合研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】産業技術総合研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】(株)上島製作所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】(株)上島製作所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
地球環境 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 産業技術総合研究所、化石、海洋環境、評価、マンガン、サンゴ、上島製作所、アラレ石、変質度 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 98483 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2018/02/23 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=23541 |
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